(この記事は2020年3月6日に加筆修正されました。)
フロントギアの変速はスムーズにできてますか?
アウターギア/インナーギアの変速はストレスなく切り替えできてますか?
リアギアのシフトチェンジは慣れてる方が多いと思います。
問題は、フロント側のシフトチェンジ。
ロードバイクを始めて間もない頃は、フロントギアの変速がどうにも苦手でした。
今日は、フロントギアをストレスなく変速するコツをまとめてみました。
フロントギアを変える時、リアギアはどのようにシフトチェンジしたらよいのか。
を、今まで乗ってきた経験を元に書きたいと思います。
目次
ロードバイクのギアのおさらい
フロントギアは、ロードバイクのペダルのところについているギアです。
一般的には、インナー(小)、アウター(大)の2枚がついていると思います。
以下の図はロードバイクを上からみた図です。
上の2枚がペダル付近。下の何枚もギアがあるのが後輪付近です。

フロントギアはリアギアの3枚分変わる
フロントギアはアウター、インナーの2枚だけです。
そのため、フロントギアを変速するとやや強めの衝撃と共にガクンと変わります。
この変速に最初ビビっちゃいました。
ざっくり感覚でだいたいリアギアの3枚分くらい変わります。
最初は、リアもフロントも同じように考えておりよくわかりませんでした。
「おいおい、急に重くなったぞ」
「急にスカスカに軽くなったぞ」
な~んてことが起きます。
まず、リアギアの3枚分って変速ショックがかなり大きいんですよね。
リアは1度に2枚まで変えることができそれでも変速ショック大きいのに、それを上回るっていうことですもんね。
リアギアの3枚分が一気に変わるということを頭に置いておくとびっくりすることはなくなりました。
フロントギアを変える時には、リアギアもいっしょに変える
リアギアの3枚分とは、リアのシフトチェンジレバーを3回カチカチカチした分です。
そうとう大きな変速です。
なので、フロントギアを変える時は、リアギアも一緒に変えてあげ、足の負荷を減らしてあげます。
例えば重くする時は、
- フロント:アウターへチェンジ(重くする)
- リア :3回下げる(軽くする)
逆に軽くする時は、
- フロント:インナーへチェンジ(軽くする)
- リア :3回上げる(重くする)
こんな感じです。
では、
- フロント側から変えた方がいいの?
- リア側から変えた方がいいの?
- 両方同時に変えた方がいいの?
と疑問がわきます。
これは、足に優しい方法が一番良いと思います。
足には重くなる方が優しい
先ほどのように、フロントギアを変速すると、急に重くなったり、軽くなったりして足に負荷がかかります。
長い距離を一定速度で走る時は、適度な軽いギアの方が良いのですが、変速で急に足に負荷がかかる時は、軽くなると脚力を消耗します。
重くなる方が足には優しいのです。
たとえて言うなら、
ボクシングで空振りするみたいな。
野球のバットで、空振りするみたいな。
どちらも、力をかける相手がいる前提で力を込めます。
でも、その相手がいないと、力を掛けた分、同じだけの力で元に戻すことをしないといけないので疲れちゃいます。
よって、先ほどの順番はアウター、インナー入れる時で順番が変ります。
フロントギアをアウターにする時(重くする時)
- フロントをアウターにチェンジ(左大レバーを押し込む)
- リアを3枚軽くする(右大レバーを3回押し込む)
こんな感じです。(※大レバーを押し込む時は、小レバーも一緒に動きます。)


フロントギアをインナーにする時(軽くする時)
- リアを3枚重くする(右小レバーを3回押し込む)
- フロントをインナーにする(左小レバー押し込む)
こんな感じです。(※小レバーを動かすときは、大レバーを動きません。)


と重くするときと、軽くする時で左右のシフトする順番が変ります。
しかし、
- 重くするときは、左右の大レバーを使う。
- 軽くするときは、左右の小レバーを使う。
と覚えておけば、左右のどちら側から変えるかは、乗りながら覚えていけると思います。
いしやんは、順番を間違えて、よく空振りしました。笑
いつフロントギアを変えるのか
いしやんは、平地を気持ちよく巡行する時、下り坂を下る時は、アウターにしています。
それ以外はインナーにしています。
それ以外とは、上り坂を上る時はもちろん、向かい風の時、疲れてきた時などは、足が疲れると思うときは迷わずインナーにします。
ここで、がんばって、
「俺はずっとアウターだ!」
「足のトレーニングには、アウターしか使わねぇ」
「前走ってるお姉ちゃんがアウターだから、男の俺がインナーにするわけにはいかねぇ」
もありだとは思います。たしかにトレーニングになります。
しかし、いしやんは、長く快適に走りたいので足に優しい選択をしてます。
信号で止まる時は、フロントだけインナーにする
シフトチェンジは、坂が始まる前に、前もって行うのが自転車に優しいです。
信号で止まる時もおなじで、次走りだすために、ギアを軽くしておいて止まるのがよいです。
でもね、始めて間もないころは、そうもいかないですよね。
「信号で止まってしまったよ。」
「おいおい、アウタートップのままだよ。」※一番重い組み合わせ
「信号青なった。走らなきゃ。ギアくっそ重!」
てなことないですか?笑
アウタートップになっているんだったら、信号止まる前までに、フロントとリアの両方のギアを軽い方に戻してあげないといけない。
けれど、よくわからないうちに信号手前で停車しちゃうんですね。
いしやんの場合は、信号止まる前に、
フロントギアだけインナーにしてあげます。
リアギアは変えません。
フロントをインナーにしてペダル1回転で切り替わります。
これなら、信号が近づいてきた直前でも楽に切り替えられます。
赤信号手前ではスピードも落ちてるので、空振りにはなりません。
フロントがインナーになっていると、リアがトップでのスタートでもペダルは軽いので足の負荷もそんなに高くないです。
ギアが重いと思ったら、走り始めた時にリアギアを軽くしてあげればよいだけです。
まとめ
最初の慣れないうちは、フロントギアの変速は難しいと感じるかもしれません。
- 重くする時:左大レバー1回 → 右大レバー3回
- 軽くするとき:右小レバー3回 → 左小レバー1回
と意識して走ると、変速のコツ掴めると思います。
あと、信号で止まる時は、フロントギアのみインナーにする。
左小レバー1回のみ
ですね。
コツがつかめてくると変速が楽しくなってきますよ~(^o^)
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