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【7速から12速】おすすめのロードバイクは何速?|乗り方をイメージすると変速数が決まる

いしやん
いしやん

愛車のコンポは何速ですか?

これからロードバイクを始めようとされている方の中には、何速のロードバイクを購入したら良いか迷われている方がいらっしゃるかもしれません。

ロードバイクは7速~12速まであります。変速数が多いほど高価な自転車になってきます。とはいえ、一番変速が低い7速ですら、初めてロードバイクを検討する方には多いと思われることでしょう。

むしろ、12速なんて言われてもどんな時に何速を使うなんてロードバイクに乗ったことがない方にとっては想像もつかないでしょうか。しかし、12速の変速もたくさん変速できてすごく楽しそうという考える方のお気持ちもわかります。

この記事では、

  • ロードバイクをこれからはじめる人は何速のロードバイクを買えばよいのか
  • 変速数がたくさんあるのはどうして?
  • 低いグレードはこわれやすいの?

などをお答えしたいと思います。

結論は乗り方や重視するポイントによって選ぶ変速が決まってきます。この記事では各変速数が多い・少ないによるメリット・デメリットを述べた上でこんな人には○速の自転車がおすすめをしていきます。

これから、ロードバイクを購入されようとしている方の選ぶ参考になればうれしいです。

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ロードバイクの変速数はグレードに応じて7速~12速

ロードバイクの変速装置は一般にコンポーネント(コンポ)といいます。このコンポのグレードが高い機種ほど変速数が多くなります。コンポメーカーは3社(シマノ・カンパニョーロ・スラム)があり、共通した傾向です。

ここでは、リアのギア枚数を変速数と捉えます。(フロントギアは敢えて考えてません)

シマノ・コンポの変速数

引用:シマノ公式ページより
シリーズ型名リアのギア枚数
DURA-ACE
デュラエース
R9200
(Di2 電動)
12
DURA-ACE
デュラエース
R910011
ULTEGRA
アルテグラ
R8100
(Di2 電動)
12
ULTEGRA
アルテグラ
R800011
105
イチマルゴ
R7100
(Di2 電動)
12
105
イチマルゴ
R700011
TIAGRA
ティアグラ
4700
4600(触覚)
10
SORA
ソラ
R3000
3500(触覚)
9
CLARIS
クラリス
R2000
2400(触覚)
8
TOURNEY
ターニー
A0707
シマノ コンポ

最下級グレードのターニーが7速から最上級グレードになると12速になります。最上級グレードともなると倍近いギア数が付くわけです。

12速はDi2という電動コンポです。電動なのでシフトも軽いタッチで快適であり、たすき掛け(無理な変速の組み合わせ)の時は速やかに不可の少ない変速に自動的に変速するシステムも備えています。

12速となるとギアの厚みも薄くなり、チェーンも薄くなるので、自動的に負荷軽減する仕組みが必要不可欠になっているのかもしれません。

カンパニョーロ・コンポの変速数

引用:十三峠十三分切りより
シリーズリアのギア枚数
SUPER RECORD
スーパーレコード
最高グレード12
RECORD
レコード
セカンドグレード
(Dura-Aceに匹敵)
12
CHORUS
コーラス
ミドルグレード12
CENTAUR
ケンタウル
ミドルグレード11
カンパニョーロ コンポ

カンパニョーロは、シマノの105以上の性能のコンポが揃っているといえます。そのためかすべて11速以上と変速数が多いコンポが揃っています。

スラム・コンポの変速数

引用:SRAM公式ページより
シリーズリアのギア枚数
RED
レッド
最高グレード12
FORCE
フォース
セカンドグレード12
RIVAL
ライバル
ミドルグレード12
APEX
エイペックス
ミドルグレード10
スラム コンポ

スラムのコンポもカンパニョーロと似たところがあり、上位3つはすべて12速。最下級のみ10速となっています。

シマノは高級グレードから下位グレードまで揃っている印象ですが、スラムとカンパニョーロはシマノの上位グレードの中で分類されているかのようなイメージです。

7速だからといって壊れやすいということはない

では、7速がすぐ壊れてしまう、耐久性が無いかと言えばそんなことはありません。例えばシマノにはコンポ・ターニー(7速)があります。これはロードバイクに採用されている傍ら、子供自転車にも幅広く採用されています。

幅広く採用されているだけあり耐久性や信頼性はピカイチです。シマノに限らずのコンポはどのシリーズでも高い品質も持っているのが大前提です。これは他のメーカーにも言えます。

むしろ、低いグレードほど造りがシンプルなので壊れにくいともいえます。

変速数が多くなることのメリット・デメリット

ここでは、変速数が多くなることのメリット・デメリットをそれぞれ書いて行きたいと思います。そもそも何故12速も必要なのでしょうか。そんな疑問が明らかになります。

メリット1) 巡航時に最適なギアを選びやすくなる

自転車のギアのうち後ろのギアが7速~12速となっているわけですが、多くの変速数がある理由は高速巡航するときに、サイクリストが一番楽にペダルを回すことを実現させるためです。変速数が多ければ多いほど最適なペダルを選ぶことができ今は12速まで増えています。

しばらくロードバイクなどで長距離を走っていると心地良いペースというのを発見できます。これはペダルを回すときにちょうどよい重さとちょうど良い回転数というものです。

ギアの枚数が多いと選択枝が広がるので、自分の心地よいと思える歯数のギアを選ぶことができます。

もし、ギアの枚数が少ないと、ちょっと重いけど重いギアでゆっくり回すか、軽いギアでいつもより高回転で進むのかになってしまいます。これはサイクリストにとってはロスで疲労の原因になります。

疲労が少ないサイクリングを多くのギアがあることで実現させることができます。

メリット2) 登りが楽なギアで登れる

変速数が多いことは、登り坂でも有利です。数多くのギアがあるのでローのギアにMTBのような大きなギアを付けることができます。

ギアが多いと大きめのギアを選ぶチャンスもあり、坂を楽に登ることができます。

レース毎にギアを入れ替えていた80年代

1980年代のロードバイクのギア数は8速でした。今の初級グレード(クラリス)と同程度だったのです。

その頃のプロのレーサーは、その日走るコースによって着けるギアを選んでいました。

例えば

  • 山岳が多いなら、平地は損だけど、大きめのギアを選んで坂道を速く登る
  • 平地が多いなら、山や少ししんどいけど、小さいギアを選んどスピード重視にする

というように使い分けていたようです。

メリット3) 注目度が上がり、自己肯定感が上がる

12速を乗っていると、結構目立ちます。サイクリストは他の人の乗る自転車に興味津津です。私は高級グレードに特にこだわりがあるわけではありませんが、長く自転車に乗るようになるとスプロケットを見るだけで何速のギアがあるかわかるようになってきました。

そんな時に12速に乗ってたら、少し見せて欲しいと思ったりもします。

皆から注目を浴びて自己肯定感が上がるやもしれません。

デメリット1) 自転車の値段が高くなる

デメリットの第一弾は、自転車が高くなることです。これは購入値段を差します。

目安として次の通りです。

  • クラリス8速 — 10万円程度
  • Sora9速 — 15万円程度
  • Tiagra10速 — 20万円程度
  • 105速 — 25万円程度

コンポだけで自転車の値段が決まるわけではないですが、グレードが上がると価格が上がるのは事実です。コンポが上がると自転車の値段は5万円程度は上がるので注意が必要です。

デメリット2) メンテンスにお金がかかる

メンテナンスも変速が多いとお金がかかります。

例えば、チェーンなど数多い変速数に対応するには、チェーンは細くなるので、より精密な造りなります。

チェーンは次のような価格差があります。

  • 8速用チェーン — 1000円台 (※6速、7速も同じチェーン)
  • 9速用チェーン — 2000円台
  • 10速用チェーン — 3000円台
  • 11速用チェーン — 4000円台

チェーンの寿命は3000キロから5000キロと言われています。サイクリングを趣味にされている方なら1年くらいの距離です。毎年チェーンを変えると考えると、チェーングレードの差額がメンテナンスコストの差となって現れてきます。

デメリット3) パーツの寿命が短くなる

チェーンなど消耗品の寿命はどのコンポでも一定水準以上です。とは言え変速数が多い上級グレードほどチェーンの厚みは薄くなります。分厚い8速のチェーンと12速の薄いチェーンを比べると分厚い8速の方が頑丈で、シンプルなので壊れにくいといえます。

変速数が少なくなることのメリット・デメリット

さて、こちらは変速数が少なくなるメリット・デメリットです。先程変速数が多くなるメリット・デメリットを書きましたが、その裏返しになります。

メリット1) 自転車がの購入価格が安い

変速数が少なくなる。つまり、グレードが低くなります。グレードが低くなると自転車の購入単価は下がってきます。

メリット2) メンテナンス費用が安い

チェーンなどの消耗品も変速数が少なくなると、シンプルな造りのものなってくるので消耗品が安くなります。

メリット3) パーツの寿命が長くなる

パーツも変速数が少なくなると、造りもシンプルになります。チェーンなども厚くなるため加工がしやすく丈夫となるのでパーツ寿命は長くなる傾向になります。

デメリット1) 最適なギアが選べない

ギア数が多いことが、最適なギアが選べる利点でした。しかし、ギアが少なくなるとその利点は失われてしまいます。そのため疲れやすくなります。

ただし、疲れやすくなるのは一定スピードで走るときにより顕著だといえます。速度を気にしないのであれば最適なギアを選ぶことは可能です。

デメリット2) ダサいと思われる

人と比較することは、快適な人生を送る上で障壁となるとは言うものの、やはり人からどう思われるているかは気になるところです。

高級パーツ至上主義の方も事実いらっしゃいます。考え方は人それぞれなので。

そうなると、変速数が少ない=低グレードの自転車=ダサいという公式で見る方もいらっしゃいます。しかし、世の中そんな方ばかりではありません。気にするとキリがないのであまり気にすることはないでしょう。

デメリット3) やる気がでない

良い機材を持つと気持ちが高く持てるという方もいらっしゃいます。グレードのことは気にならない方は良いですが、そうでは無い方はよいグレードの自転車に乗る方が良いでしょう。

こんな人は○○速がおすすめ

先程の章までで、変速数によってメリット・デメリットを紹介しました。このことからそれぞれの変速数に見合った方がなんとなくわかってきます。

11速以上がおすすめな人

11速がおすすめな方は次のような方です。

  • ロードレース出場が主な目的な人
  • ロングライドもする方
  • 見た目もクールに決めたい人
  • 自転車や消耗品が多少高くても問題ない方
  • いずれ上級モデルにステップアップしたい人

やはり、最高峰のモデルが揃うのが11速以上の自転車です。エアロタイプのかっこいい自転車もこの部類に存在します。このような方にはぴったりの変速数の自転車です。

重要なのはいずれ上級モデルにステップアップしたい人です。最初は7速や8速から初めてだんだんとステップアップを考えている方です。その方は最初から11速以上のモデルを購入しましょう。

ステップアップは可能ですが、意外とハードルが高いです。

変速数のアップはスプロケットやチェーンを変えるだけではなく、コンポやホイールも変更する必要があったりします。これはフレーム以外をほぼ変更すると同義で自転車を書い直すくらい費用がかかります。

そうであれば、最初から11速仕様のグレードを選んだ方が良いといえます。

≫ 11~12速(105)のロードバイクをワイズロードで見る

≫ 11~12速(アルテグラ)のエアロが似合うロードバイクをワイズロードで見る

≫ 11~12速(デュラエース)のびっくりするぐらい高価なロードバイクをワイズロードで見る

10速がおすすめな人

10速はレース仕様とサイクリング仕様の中間に位置します。10速は2010年代前半の主力でした。性能とコストの最もバランスが良いともいえます。よって次のような方におすすめです。

  • ロードレースもロングライドもされる方
  • ある程度カッコ良い自転車に乗りたい方
  • 消耗品はリーズナブルに抑えたい方

≫ 10速(ティアグラ)のロードバイクをワイズロードで見る

9速がおすすめな人

9速と10速の明快な差はレース仕様かそうではないかです。もっとも1996年のDura-Ace(7700)は9速なので昔のレースにも参戦できるほどの仕様です。といっても皆10速や11速で挑んでくるので9速はレースとしては不利です。よって次のような方に最適です。

  • ロングライドをされる方
  • レースは出ないけど、サイクリングを楽しみたい方
  • 消耗品はリーゾナブルに抑えたい方

余裕がある方はロングライドされる方は8速よりも9速がおすすめです。ロングライドは8速でも可能です。しかし9速の方が8速よりもギアの選択が広がるので長距離を走る方には疲労減の効果があります。たった1枚の差ですが長距離となると多少の違いが出てきます。

≫ 9速(ソラ)のビアンキロードをワイズロードで見る

8速がおすすめな人

8速は最もロードバイクの体裁を保ちつつ、もっとも経済的な組み合わせとなります。ロングライドも行けます。消耗品の交換コストは最も安価となります。

  • ロングライドをされる方
  • レースは出ないけど、サイクリングを楽しみたい方
  • 消耗品をもっとも安価に抑えたい方

コスパ重視の選択となります。お金に若干の余裕があるのであれば9速の方が車種の選択も増えるので一度どちらかでご検討ください。

≫ 8速(クラリス)のロードバイクをワイズロードで見る

7速がおすすめな人

7速はロードバイクとしては最低グレードになります。コスト重視の選択となります。一人で乗るぶんには問題ないですがグループライドを予定する方は8速以上を選んだ方が良いです。

  • 街乗りが多い方
  • 一人でサイクリングを楽しみたい方
  • スタイルよりもコスト重視の方

最低グレードだから壊れやすとか低品質というわけではありません。ただシフトのやり方が8速以上とは異なるので人によっては比較して気にされるかもしれません。ブラケット(手で握る部分)の造りが他と比べて大きく握りづらいのでロングライドでは疲労感が出る可能性があります。

よって一人で割り切って街乗りという方におすすめです。

≫ 7速(ターニー)のロードバイクをサイマで見る

\ ちょうど良いサイズが見つかる! /

どんな乗り方をするかイメージして変速数を選ぼう

どの変速数の自転車を買うべきかという観点で記事を書いてみました。7速~12速までありますが、ひとつひとつ見ると乗り方に応じて使い分けがあります。一言でまとめると次の通りです。

変速数ごとの最適な自転車選び
  • 11速以上:レースに出る方や将来11速以上に乗りたい方
  • 10速  :レースやロングライドのサイクリングを楽しみたい方
  • 9速・8速:ロングライドを楽しみたい方
  • 7速 : 街乗りメイン且つコスト重視の方

細かい解説は記事詳細にありますので、参考にしていただけるとうれしいです。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました!

ABOUT ME
いしやん
ロングライド大好きなロードバイク乗りです。 2020年・2021年は日本の有名な一周を制覇する旅「サイクルボール」の全コースを走破しました。その距離は約3000キロです。 そこで培ったロングライドを快適に走る方法や、ロードバイクの始め方など発信しています。

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