こんにちは!毎日ロードバイクに乗るいしやんです。
先日、電動アシスト付きの自転車がロードバイクより優れているという記事を紹介しました。
【効率の良い乗り物】電動アシスト車のメリット3点・デメリット3点を解説
でも、実は電動アシスト付きのロードバイクもある。
見た目はロードバイク。(いや実際にロードバイク!)
しかも電動アシスト付きである。
※これを、「e Road Bike」とも言う。
どうやら、電動アシスト付きロードバイクは、他の電動アシスト付き自転車よりも軽く速いようだ。
ということは、
- 電動アシスト付き自転車 > ロードバイク
- 電動アシスト付きロードバイク > 電動アシスト付き自転車
つまり
電動アシスト付きロードバイクは、ロードバイクより断然良い!
ということが言えそうだ。
いしやんも含め、「いやちがう!」という意見もありそうだが、
それはとりあえず横に置いといて調べた。
そしたら、優れている点がありそうなので今日は書いていく。
この記事を読むと次のことが分かるようになる。
- 電動アシスト付きロードバイクのメリット。
- 走る上での気を付けるべき点とその対応方法。
電動アシスト自転車(イーバイク)に興味のある方は、選ぶ際に参考になるので是非とも最後まで読んでいってください。
電動アシスト付きロードバイクは、普通のロードバイクよりも速く、効率的である。
ロードバイクは、
- 人力で行って達成感が得られる。
- 人力でないとバイクといっしょでしょ?
- そもそも邪道だ。
そんな風に思ってないかい?
ずっと前から思ってましたよ!
ずるいなぁ。と半分怒り気味で!
特徴をからめてメリットを見ていこう!
電動アシスト付きロードバイクの重量は意外に軽い。
意外と軽いんです。重量は15.7kg。
これは、BASVのJR1というモデル。どこから見てもロードバイクでしょ?
えっ?重いじゃないの~?
ロードバイクはカーボンやアルミなら7キロ台が普通だよね?
確かに、カーボンやアルミフレームと比べると重い。倍ぐらいの重さだ。
どれくらいの重さかというと子供用の自転車ぐらいかな。
子ども用の自転車もロードバイクと比べると重いからね。
でも、15キロ台だと、手で持ち上げることができるんだよ。
日本のロードバイクの始まりは、1970年代のランドナーと言われている。
この頃の重量は約15キロぐらい。
当時は軽い自転車ともてはやされた。
時代とともに軽量化され、現在は重量が7~8キロとなったわけだ。
そう考えると、15キロ台は、びっくりするほどは重くない。
ちなみに、ぼくのバイクのフレームはクロモリ(鉄)です。
重さを計ってみたら11キロ。あと4キロ痩せれば。差し引きいっしょですね!(という考え方もあります)
フロント2速×リア11速のSHIMANO 105コンポ搭載
SHIMANOでは、上から3番目のハイグレードなコンポを搭載している。
おまけにブレーキはディスクが採用されている。
電動アシストなのに、こんな11速なんている?
と思われるかもしれない。
これは、11速は必要と考える。
普通の電動アシストママチャリだと105コンポはいらないね。
何故なら、そこまで速く走れないから。
自転車は、予め想定された走行スピードを踏まえて設計されている。
- ママチャリ ・・・ ~時速20キロまで
- クロスバイク ・・・ ~時速30キロまで
- ロードバイク ・・・ ~時速40キロまで(時にはそれ以上)
ここで、以下の図を思い出していただきたい。
電動アシストが走行速度によってどの程度まで働くかの図だ。
時速24キロ以上のゾーンは、電動アシストはない。
しかし、クロスバイクやロードバイクでは想定内のゾーンだ。
時速24キロ以上の速度域は、自力でペダリングで走る。
よって高速走行するには、より重いギアが必要というわけだ。
登りや出足は電動アシストでサポートし、高速走行は重さが武器になる。
高速走行する場面は、平地や下り坂が多い。
先ほど、電動アシストロードバイクは、普通のロードバイクより重いと申し上げた。
実は、平地や下り坂では、重い方が速い。
重さが武器になるのだ。(ただし、スピードの出しすぎは要注意である)
効率的に有酸素運動ができる。
自転車のいいところは、有酸素運動が効率的にできるところ。
坂道は逆に、体に負荷をかける運動。
激坂になると膝にとても悪い時もある。
だが、電動モーターは坂道をサポートしてくれるので、より長く有酸素運動ができる。
今、所有している人は少ない。目立つチャンス!
これから、ロードバイクを手に入れたいと思っている人。
今ロードバイクを乗っていて次の1台を考えている人。
思うのは、
「やっぱり、軽くてしなやかなカーボンが欲しいな。」
このような方々がほとんどである。
そう!ここは、ひとつ電動アシストのロードバイクを選ぶというのも目立つチャンスかもだ。
デメリットもしっかり把握し、対処を考えておこう。
メリットあれば、デメリットもありだ。
ここもしっかり考慮にいれて対応手段をかんがえておかないとね。
ずるい、邪道だと思われる。
ロードバイク乗る人のほとんどが、人力のロードバイクに乗っている。
最初は理解されず、「ずるい」「邪道だ」
なんて思われるかもしれない。
しかし、同時に「ちょっと乗ってみたいなぁ」という好奇心もあるはずだ。
「でも、乗ってみたい。」
「坂も平たんも速いってどんな気持ちだろう」
なんて、心の中では思っているはず。
是非、少し乗せてあげるなり、仕組みを説明してあげるなり交流を深めて理解してもらおう。
きっと興味を持ってもらえると思う。
値段が高い。
アルミフレームの105コンポで30万円くらいする。
同じグレードで普通のロードバイクは20万弱である。
その点は値段は割高である。
しかし、電動アシストというものが上乗せされている以上仕方がないかな。
筋力アップは別のことをしないといけない。
坂道や出足に電動アシストが効くと有酸素運動の時間は長くなるが、筋力アップの時間はその分減ってしまう。
筋力をつけたい場合は、別に筋トレするなり、ジムに行くなり別メニューが必要になる。
充電は忘れずに。
途中で、バッテリーが切れるとテンション下がる。
乗りに行く前にしっかり充電をしておくこと。
バッテリー1つで130キロ程走れるようである。
更に長距離を走る時には、予備バッテリーや充電器も携帯が必要だろう。
バッテリーが切れたら登り坂は大変。
バッテリーが切れたら、ただの重い自転車となる。
JR1の場合は、車体重量が16キロ弱なので、ビンテージ自転車くらいの重さになるだろう。
まぁ、そうなったら気持ち切り替えて、筋力アップのつもりで走ろう。
まとめ
電動アシスト付きのロードバイクの良さをお分かりいただけただろうか。
メリットとしては、
- 電動アシスト付きロードバイクの重量は意外に軽い。
- フロント2速×リア11速のSHIMANO 105コンポ搭載。
- 登りや出足は電動アシストでサポートし、高速巡行は速く走れる。
- 効率的に有酸素運動ができる。
- 今、所有している人は少ない。目立つチャンス!
逆にデメリットとしては、
- 最初は、「ずるい」、「邪道だ」と思われてしまう。
- 値段が電動アシスト分高い。
- 毎回充電が必要である。
- バッテリーが切れたら登り坂が大変。
ということである。
電動自転車の世界を一度のぞいてみると、今まで味わえなかった速さと軽さの世界を堪能できるかもだね(^^)
ロードバイク乗りの金銭感覚はちょっとおかしい