(この記事は、2020年7月14日に追加修正されました)
さて皆さん、三本ローラーにどれくらい長い時間連続で乗れますか?
はじめたてのころ、5分が限界でした。
まずその前に乗ることすらできなかった。
しかし、現在は1時間ぐらいローラー台に乗り続けることができるようになりました。
今日、読んでいただいている方の中には同じように三本ローラーに長い時間乗りたいけど乗れない。
そんな悩みを解決すべく記事を書きました。
今日の記事では
- 三本ローラーを長時間回し続ける為に必要な技術
- その技術を身に付けるためにどんな練習をすべきか
について書いていきたいと思います。
次のような方に興味がある内容となってます。
- 三本ローラーに乗れるようになった!
- でも長時間はキツイ。
- でも長く乗れるようになりたい。
それでは行ってみたいと思います。
ところで「長時間」と言われても感じ方に個人差ありますよね。
今日の記事ではの長時間は「1時間以上」を想定しています。
正直、今の私のレベルでは1時間も回すとヘトヘトです。
成長段階は人それぞれ。
もしかしたら10分が長時間と思われる方もいるかもです。
さて、人は限界を超えようとすると「壁」がやってきます。
三本ローラーの場合、どんな壁が出現するのでしょうか。
1つ目の壁:ボトルが取れず給水ができない!
三本ローラーに限らず、ローラー台の練習は1か所で自転車を回します。
その為、とんでもなく汗をかきます。
冬ならまだしも夏にローラー練習をすると、滝のように汗をかきます。
無理をすると脱水症状を起こしてしまいます。
脱水症状を防ぐためにも走行中にボトルから給水することが求められます。
普通の道を自転車で走っているときなどは、ペダリングを中断すれば、容易に足元のボトルを引き抜くことができます。
しかし、ローラー台の上だとペダリングを止めると途端に失速します。
そのままふらつき、最悪、転倒してしまうことがあります。
ボトルがとれない!
というもどかしい思いをするんですね。
習得すべき技術は、
ですね。
ボトルの取り方ですが、今まではコップの水を取るかのように取っていました。
そうこんな感じにです。

恐らく自転車にボトルをつけ始めた人は、誰しも同じように取ってると思います。
しかし調べていくと、この持ち方は、効率の悪い持ち方のようです。
効率が悪い理由は以下の通りです。
- 飲む時に目線が上方を見る ・・・ 前方が見づらくなり、危ない。
- 足元のボトルをすくい上げるように取る ・・・ ペダリングを止めないと取れないので失速して転びやすい。
もう一つ欠点があります。
それは、ドリンクホルダーは2つ付いています。
- ダウンチューブについている前側ホルダー
- シートチューブについている後ろ側ホルダー
前側のドリンクホルダーは手を伸ばしやすいので比較的とりやすいです。
しかし、後ろ側のドリンクホルダーは、股の下にあるので取るのが非常に難しい です。
逆手でボトルを持つと、取りやすい。飲みやすい。戻しやすい。
では、どんな風に持てばよいの?
というと次の写真のように逆手が良いです。

違い伝わるかな・・・。
逆手で持つと、飲み口が下側に来ます。
飲み口が下側に来ると、飲み物も飲み口まで下がっているので、顔を上に上げなくても飲むことができるます。(メリット1つ目)
さらに、
ペダリングを止めなくてもボトルが取れるのです。(メリット2つ目)
逆手で持つと、手でボトルの上の方を引っ張り上げるだけでとれます。
これならペダリングの妨害も最小限ですみます。
とはいうものの取り慣れてない方法ですね。
練習してスムーズに取れるようになることが必要です。
2つ目の壁:ずっと同じ姿勢だとお尻がいたくなる。

ローラー台は、基本シッティングスタイル(座ってのる)です。
どうしても、30分くらい回してるとお尻が痛くなってきます。
自転車を降りればお尻は痛くなくなります。(当然ですね。w)
自転車を降りる以外に回避する方法。。。
そう、お尻を上げるしかないです。
ダンシングでお尻の痛み軽減
そう、ローラー台の上でダンシング。レッツダンシング。
ダンシングというのは、立ちこぎのことです。
しかし、ママチャリと違ってロードバイクは前傾姿勢。
やってみるとわかると思うけど、ダンシングは意外と難しく、大変です。
そのまま腰を上げると、足を中心に支えるのでとても疲れます。
かといって、前の方に体重をかけると、脱輪しそうになって怖い。
どうするか。。。。
解決法は、前の方に体重をかけてダンシングをする。しかいないです。
脱輪しそうになるところをぐっとこらえ、勇気をもってダンシング!
意外と脱輪しないものです。
恐怖心がでるので乗り越えることが必要になります。
ローラー台に乗る時は、普段より多めに空気を入れておく方がよいでしょう。
前荷重になると前輪に体重がかかります。
前輪に負荷がかかるので空気圧が低いとリム打ちパンクしやすくなるためです。
下ハンでお尻の痛み軽減
下ハンもできるようになると、お尻痛みの軽減に役立ちます。
三本ローラーにも長く乗っていられるでしょう。
姿勢を良くしてお尻を痛くしづらくする
乗車姿勢が良くなると、お尻が痛くなりづらい効果もあります。
まとめ
今日の記事をまとめです。
三本ローラーに長時間乗る為のコツは次の4つです。
- ボトルホルダーの水を取る時は、逆手でとる。ペダリングを止めずにとることができ、前を見たまま給水できる
- お尻が痛くなったらローラー台の上でダンシングで切り抜ける
- 下ハンでお尻の痛みを軽減
- 乗車姿勢を良くして痛みにくくする
ローラー台は乗ることができるようになった次の目標はいかに長く乗ることを目標にされる方が多いです。
ご紹介した4つをマスターすると今よりも長く三本ローラーに乗ることができるようになります。
長時間乗ることができると、その上で補給食を食べたり、着替えをしたりと更にストイックになります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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最初はつかまり立ちの三本ローラーに対して壁無しで乗れるまでのステップをまとめました。
読者になっていただけると嬉しいです。