ロードバイクの練習法

【2023年最新】ミノウラ3本ローラー全6モデル比較|ローラーの特徴に合わせて最適な1品を選ぼう

自転車のトレーニングに使う三本ローラーをはじめとするサイクルトレーナー。
雨の日や夜でも、家の中で自転車に乗ることができるのでとても便利です。

特に三本ローラーは自転車をそのまま乗っけて走れるのでお手軽です。
他のサイクルトレーナーと比較すると慣れるまで多少時間がかかるものの、実走に近い状態でトレーニングできるので、他のトレーニングマシンでは鍛えられない体幹とバランス感覚が養われます。

今日の記事では、そんな3本ローラーの老舗であるミノウラの三本ローラー6種を比較します。三本ローラーが気になるけど、どれを選んだらよいかわからないという方に役立つ内容となっています。ぜひ最後までご覧ください

ミノウラ3本ローラーを一覧表で比較

こちらでは、ミノウラ三本ローラー6種類を一覧解説しています。横一列に慣れべて比較してみましょう。

製品名
Absorb Roll R820ALiveRoll R800
LiveRoll R720

LiveRoll R730

MoZ-Roller
UP Roller 200mm
キャッチフレーズ最高の振動吸収性能を誇るハイパフォーマンスモデルプロ選手専用モデル直径105mmの極太ローラーを採用し、スムーズなペダリングと実走感を追及!ロングホイールベースに対応、軽快な乗り心地と自然な乗車姿勢を実現!携帯性に優れた折りたたみ式アルミモデル最も携帯性に優れた折りたたみ式アルミモデル
メーカー希望小売価格110,000円(税込)79,200円
(税込)
51,700円
(税込)
46,200 円(税込)36,850円
(税込)
35,180円
(税抜)
カラーシルバー/ブラックシルバーアルマイトシルバーアルマイト/チタニウムホワイト(フレーム)ホワイト(フレーム)
ローラー/ドラムサンドブラック特殊加工
ローラー/サイドカバー超精密マシニング加工・鋼鉄製超精密切削仕上げ鋼鉄製サイドカバー
ローラー/直径105mm105mm105mm80mm80mm80mm
ローラー/幅450mm450mm360mm415mm415mm200 mm
ローラー/カラーチタニウム
フレームアルミ製アルミ製アルミ製アルミ製アルミ製アルミ製
適合ホイールサイズ950mm 〜 1,080mm950mm 〜 1,080mm950mm 〜 1,080mm950mm 〜 1,180mm970mm 〜 1,090 mm 970mm 〜 1,090 mm 
製品重量26 kgs21 kgs10.7 kgs9.8 kgs6.5 kgs(ステップ&ガード含む)
保証期間1年1年1年1年1年
完成寸法
幅(W)
598 mm560 mm520 mm530 mm540 mm340mm
完成寸法
長さ(L)
1,396 mm1,310 mm870 mm(収納時)
1,410 mm
(ホイールベース1,180mm使用時)
870 mm(収納時)
1,410 mm
(ホイールベース1,180mm使用時)
1,310 mm(使用時)
520 mm(収納時)
1,310 mm(使用時)
520 mm(収納時)
完成寸法
高さ(H)
165 mm160 mm190 mm(前輪落ち止めガード上まで)
155 mm(ステップ含む)
155 mm110 mm
180 mm(収納時)
110 mm
180 mm(収納時)
オプション1R720用フォークスタンド
(アクションブリッジ)
R730専用フォークスタンドモッズローラー用フォークスタンド
オプション2R720用負荷ユニットモッズローラー用負荷ユニット(MAG4200)モッズローラー用負荷ユニット(MAG4200)
オプション3ロングスライドフレームセット
詳細解説の章詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ミノウラ製本ローラーを個別に特徴解説

ミノウラ製の3本ローラーは4種類あります。

ハイグレードなものから順に紹介します。

1.ミノウラ アブソロールR820A振動吸収3本ローラー

最高の振動吸収性能を誇るハイパフォーマンスモデル

  • 定価:110,000円(税込)
  • ローラー:直径105×幅450mm
  • 適合ホイールベース:950~1080mm
  • 設置寸法:幅598×長さ1396×高さ165mm
  • 重量:26kg

≫取扱説明書はこちら

メリットは、振動吸収材。プロの超高速スピード(40キロ以上)でも静かに安定しています。ロール位地は無段階で調整できるので、乗りやすい位置を細かく設定できます。
直径105mmのローラーが使われているので、抵抗が少なく30km以上の高速巡航練習が可能です。

デメリットは、価格が10万円以上と最も高価
重量が26キロと重く、寸法も変えられません。

場所の確保が必要ですが、頑丈ですので、しっかりとトレーニングを積みたい。ずっと使っていきたいという方にはおすすめの一品です。

いしやん
いしやん

最高モデルなので乗るとテンションが上がる

よみ
よみ

Shinoさんが乗っているのもr820Aだね。

家の中でも使えるんだね

オプションは利用不可

R820Aはこれ1台で完成されたモデルなので、オプションを付けることはできないようです。

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2.ミノウラR800LiveRoll3本ローラー

プロ選手専用モデル

  • 定価:759,000円(税込)
  • ローラー:直径105×幅450mm
  • 適合ホイールベース:950~1080mm
  • 設置寸法:幅560×長さ1310×高さ160mm
  • 重量:21kg

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R800は前述のR820Aの振動吸収性能が無いモデルです。

メリットは、高速走行に耐えられるプロ仕様の中でもコスパに優れたモデルです。振動吸収性能がなくなった分、R820に比べて5kgの軽量化に成功しています。

同じく直径105mmのローラーが使われているので、抵抗が少なく30km以上の高速巡航練習が可能です。

デメリットは、軽くなったとはいえ重量は21キロあるので、固定が必要です。
寸法もほぼ変えられません。

若干サイズは小さくなってますがR820Aとほとんど変わらない使用感です。

オプションは利用不可

R800はこれ1台で完成されたモデルなので、オプションを付けることはできないようです。

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3.ミノウラR720LiveRoll3本ローラー

直径105mmの極太ローラーを採用し、スムーズなペダリングと実走感を追及!

  • 定価:51,700円(税込)
  • ローラー:直径105×幅360mm
  • 適合ホイールベース:970~1080mm
  • 設置寸法:幅520×長さ1,410×高さ190
  • 重量:10.7kg

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R800よりも若干、幅が狭いモデルになります。
収納時は、約50センチ長さを縮めることができます。

重量もR800の半分です。
前輪ガードが付いているので、脱輪で転ぶこともありません。

スムーズに回るローラー3本ローラーを回しつつ、携帯と据え置きの両方を考慮されている3本ローラーです。

実際に自転車を乗せて乗ったことがあります。とてもよく回り静かな印象でした。

ワンルームでの保管に耐えうる仕様だと考えます。

3つのオプションが追加可能

ミノウラ(ミノウラ)ロングスライドフレーム R700/R720~1180mm
フレームを変えることで、1080mmから1180mmに延長する。これにより29インチのマウンテンバイクも乗れるようになるのだ。

R720用フォークスタンド(アクションブリッジ)
フォークスタンドを付けることで、前輪を固定して固定ローラーのように使うことができます。

R720用負荷ユニット
後輪側のローラーに取り付けることによって、負荷を増大。ヒルクライムの訓練に最適です。R720はローラーが105mmと大きく軽いから、スピード練習には良いけど、負荷訓練には物足りなさがある。負荷ユニットは三本ローラーの利便性を高めてくれます。

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4.【最新型】ミノウラR730LiveRoll3本ローラー

ロングホイールベースに対応、軽快な乗り心地と自然な乗車姿勢を実現!

  • 定価:46,200 円(税込)
  • ローラー:直径80×幅415mm
  • 適合ホイールベース:950~1180mm
  • 設置寸法:幅520×長さ1,410×高さ190
  • 重量:9.8 kgs

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R720と非常によく似ているモデルです。最も大きな違いは、ローラーの直径です。R720は、105mmに対し、R730は80mmと小径です。

直径が小さいほど、ローラーを回したときに負荷がかかります。負荷トレーニングには良いローラーです。

なので、R720では負荷をあまりかけずに時速30キロで回せるのにたいし、R730を同じように回すと時速25km程度になってしまうでしょう。

平坦をスピード勝負で速く走る練習をしたい方はR720。常に負荷をかけてトレーニングし坂道のトレーンニングをかけたい方は、R730が良いでしょう。

残念ながら、走っているところの動画は見つかりませんでした。

1つのオプションが利用可能

R730専用フォークスタンド
フォークスタンドを付けることで、前輪を固定して固定ローラーのように使うことができます。

もともと負荷のあるローラーを採用しており、ホイールも1180mmと対応されているので、R720のようなオプションを付ける必要はないだ。

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5.ミノウラモッズローラー(MoZ-Roller) 折りたたみ式

携帯性に優れた折りたたみ式アルミモデル

  • 定価:36,850円(税込)
  • ローラー:直径80×幅415mm
  • 適合ホイールベース:950~1080mm
  • 設置寸法:幅540×長さ1,310×高さ110
  • 重量:6.5 kgs

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今までの3本ローラーとは仕組みが異なり、モッズローラーは折りたたみ収納ができます。3つ折りに収納できるのでとてもコンパクトになるのが場所をとらなくて良いです。

直立保管もできるので置き場所の幅も広がります。重さも7キロ未満なので、カーボンフレームの自転車並みに軽いです。片手で持ち上げられます。

自宅だけでなく、遠征先に持って行ってウォーミングアップにも使えるのがよいですね!

弱点は、コンパクトにしたのでローラーの直径も小さくなっています。

その影響で多少騒音が大きくなりがちです。

いしやん
いしやん

実際に買ったのは、モッズローラーです。使わない間は収納しておきたかったので、これを買って正解でした。

たしかに、高速運転になると騒音は出てましたが、それほど大きなものではなかったです。

過去にサードパーティ製(モッズローラーの模造品)とモッズローラーを乗り比べた比較があります。走行ノイズで少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。 

2つのオプションが装着可能

モッズローラー用フォークスタンド
フォークスタンドを付けることで、前輪を固定して固定ローラーのように使うことができます。

モッズローラー用負荷ユニット(MAG4200)
後輪側のローラーに取り付けることによって、負荷を増大。ヒルクライムの訓練に最適です。

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6.ミノウラアップローラー(Up-Roller) 折りたたみ式|最もコンパクト

モッズローラーの半分のサイズ、さらに携帯性に優れた折りたたみ式モデル

  • 定価:35,180円(税込)
  • ローラー:直径40×幅415mm
  • 適合ホイールベース:950~1080mm
  • 設置寸法:幅340×長さ1,310×高さ110
  • 重量:6.5 kgs

ミノウラモッズローラーをベースにローラーの幅を415mm→200mmと半分以上狭めたモデルです。さらにコンパクトになったので、クルマに自転車を積んだ中の隙間スペースに楽々と積めるようになりました。

走り心地はモッズローラーと変わりません。直立保管もでき、もっと気軽に持っていけるようになりました。

遠征先に持って行ってウォーミングアップしていると、目立って良いかもです。なぜならなにせあまり所有している方が少ないので。

いしやん
いしやん

実際にモッズローラーのコンパクト版が欲しかったので買いました。

過去にサードパーティ製(モッズローラーの模造品)とモッズローラーを乗り比べた比較があります。走行ノイズで少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。 

モッズローラーとアップローラーの乗り比べてみたので、よろしければこちらもどうぞ。

1つのオプションが装着可能

モッズローラー用負荷ユニット(MAG4200)
後輪側のローラーに取り付けることによって、負荷を増大。ヒルクライムの訓練に最適です。

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用途に合わせて1番合う三本ローラーを選んでみよう

今日の記事では、三本ローラーの老舗である、ミノウラ三本ローラーを全6種類ご紹介しました。6つの違いをまとめると次の通りです。

ミノウラ3本ローラー選ぶポイント
  1. Absorb RollR820A — プロ使用、振動吸収してくれて一番実走近い
  2. LiveRoll R800 — プロ選手も使用、高速走行の練習に最適
  3. LiveRoll R720 — 安定性と携帯性を両立させたローラー高速練習向け
  4. LiveRoll R720 — 【最新型】R720の小径版。負荷訓練に強み
  5. MoZ-Roller — 折り畳みできて、ポータブル。遠征先のお供
  6. Up-Roller — Moz-Rollerのハーフサイズ。気軽に遠征先に持って行ける

≫比較表で見てみたい方はこちらへどうぞ

比較検討して、最適に一台にめぐりあえますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

【映画を観ながら三本ローラーをすると、トレーニングもできて映画も楽しめます】
一度で2度美味しいのでおすすめです↓

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