【20代におすすめ】クルマのサブスクは気に入った車がお得に乗れる！お得で安心なサービス

最近よく耳にするクルマのサブスク。金利も手数料もかからない現金一括購入が一番安そうですよね。たしかにその通りなのですが、条件を変えて調べていくと

によっては、一括購入よりもお得になるケースがあります！

この記事では、クルマのサブスクにフォーカスして、メリット・デメリット。
どんな人がカーサブスクに向いているか向いていないかを解説します。

若い人、転勤が多い人、色々なクルマに乗り換えたい人なら、クルマのサブスクの方が、きっとお得になるので最後まで読んでもらえるとうれしいです。

クルマのサブスクとは、新しいクルマの持ち方

クルマのサブスクは購入・ローン・リース・カーシェアの後にでたクルマの新しい持ち方です。

カーリースのように、長期間クルマを一定額で借りて乗るのでよく似てますが少し違います。

クルマのサブスクは年単位の長期レンタカーみたいなもの

レンタカーは決められた期間（1週間から長くて数カ月）、車を一定額で借ります。そして最後は返却しますよね。

使いたい間契約し、車検や維持費を払うといった面倒なことがないのがレンタカーです。この年単位版レンタカーがクルマのサブスクと理解して間違いないでしょう。

ユーザーは毎月の利用料を支払えば、自分のクルマの如く、自由に好きな時につかえます。しかも、車検や保険のことも気にせず毎月一定額でクルマに乗ることができます。

クルマの持ち方による違い

	所有者	頭金	毎月の支払	保険・税金	総額
一括購入	自分	なし	なし	自分で行う	安い
ローン	自分	有	安い	自分で行う	金利分高い
リース	リース会社	有	安い	自分で行う	ﾘｰｽ料分高い
サブスク	レンタル会社	無	少し高い(*1)	不要(*2)	若い人は安くなる(*3)

*1 : ローンやリースと比較して
*2 : レンタル会社が行い、毎月の支払に含まれている
*3 : 若い人がお得になる団体任意保険だから(個人では入れません）

クルマのサブスクは、車検や保険代もコミコミ

クルマのサブスクは、クルマの利用料はもちろん使っているうちにかかる車検や自賠責や任意保険までのコミコミになっています。ただし、クルマは、契約満了するときは返却がほぼ絶対条件です。

クルマのサブスクに似ているのがカーリースです。カーリースでは、車検や保険加入は自分でしなければなりません。この点がクルマのサブスクより手間が増えます。

カーリースは、最初に車の残価というものを設定します。利用者は、残価を引いた分を利用期間で分割で支払います。

例えば、300万円の車があるとし、残価を100万円とします。残りの200万円を3年で分割で払います。そして基本は、リース会社へ返却です。（賃貸契約のため）

ただし、リース会社によっては、「乗り換え、買取り、再リース、もらう」のさらに４つの選択枝がとれる場合があります。

カーリースでは、車検・保険は別途契約が必要。返却以外の選択肢がとれる点がクルマのサブスクと異なる点となります。

クルマのサブスクのメリット４選

カーサブスクのメリットを４つ解説します。ここでは、クルマのサブスクとして最も人気のあるKINTOで解説したいと思います。

なぜかというと、KINTOはガソリン代・駐車場代以外は全て定額料金に含んでサービス展開しているからです。

他にもサブスクを提供している業者もいますが、一部オプションにしてリースに近い場合もあるからです。

新車に乗り続けられる

常に最新の新車に乗り続けられるのが１つ目のメリットです！

契約満了の時は、契約を終了するか更新をするか２つを選べます。

例えば３年ごとに新しいクルマを乗り換えていくことがきます。新しいクルマが好きな方にとってはとてもうれしいシステムですよね。

若い方は任意保険が安い（はじめて車に乗り始める人・保険利用歴が多い人はおすすめ）

メリット2つ目は、任意保険が安い点です。

任意保険だけ？と思われるかもですが、年齢によって5倍以上、金額に開きがあることがあります。実際に見てみましょう。

以下は１年間の平均した任意保険料です。

記名被保険者の始期日年齢	車両保険なし	車両保険（一般）
18歳～20歳	157,935円	333,231円
21歳～25歳	82,235円	159,711円
26歳～29歳	48,269円	87,788円
30代	32,725円	59,994円
40代	30,424円	57,029円
50代	28,780円	56,896円
60代	27,544円	52,525円
70歳以上	34,405円	60,152円

クルマのサブスクの任意保険は団体保険で、比較的条件の良い保険です。一番安いわけではないですが若い人には得です。

普通に若い人が任意保険を契約すると車両の価格の10%します。（15～30万円が毎年かかる）

クルマのサブスクに手数料が入っていたとしても、若い人はサブスクの方が得になるのです。

とくに、30歳になるまでは確実にお得であることは、この一覧から一目瞭然ではないでしょうか。

支払いが毎月一定で追加費用なし（ガソリン代・駐車場代は除く）

メリット３つ目は、車検や任意保険まで利用料に含まれていることです。

毎月決まった金額を払い続ければ、細かいことを気にせずクルマに乗ることができます。

一気に大きなお金が出ず、毎月決まったお金でそれ以上かからないというのは計画が立てやすいメリットがあります。

WEBサイトから申込できる（もちろん店舗でも可）

メリット４つ目は、申込の手軽さです。

クルマの購入やカーリースでは契約を結ぶ関係で一度、カーディーラーなどに出向く必要があります。

ところがカーサブスクでは、ネットで申込と審査が完結できる仕組みになってます。

まるでスマホを手に入れるように申し込めるのでとってもお手軽です。

クルマのサブスクのデメリット４選

クルマのサブスクにもデメリットがあります。こんなはずではなかったと思う前に、次のデメリットだけは心にとどめておきましょう。

最後にクルマは返却、自分のものにならない

カーサブスクを契約して、契約満了時には、

の２択になります。自分のクルマにはできないのですね。

普段利用に制限あり（過度なカスタムNG・走行距離制限など)

クルマのサブスクでは、過度なカスタムができません。これは賃貸アパートにリフォームをかけられないと同じですね。最後はクルマを返すことが条件なので市場価値が下がってしまうようなカスタム改造はできないのです。

さらに月500～2,000キロの走行距離制限があります。毎月チェックはされないでしょうけど、返却のときにオーバーした距離分の料金があとで請求されます。

長い通勤距離の方は、走行距離制限内で、プライベート利用も満足できるか確認することが大切となります。

修理のときや返却のときに条件によって追加費用あり

「一定額支払うだけで追加費用無し」のキャッチフレーズにも例外事項はあります。

たとえば、任意保険も含まれていて定額とは言え、免責5万円の保険です。

事故をしてクルマを修理することになると最大5万円は請求されるので注意しましょう。（通常利用の故障は料金内なのでご心配なく）

≫ どんなメンテナンスが料金内かはこちへどうぞ（KINTO公式ページのメンテナンス・保証ページ）

クルマを返却するときも、期間満了前の場合は違約金がかかるケースありなので注意が必要です。

新車割引が効かない

新車を購入する時は新車割引というものがあります。その額は約20万円～50万円とわりと大きめです。クルマのサブスクにはそれが効きません。

クルマのサブスクには、値引なしの新車価格をもとに月額料が計算されています。つまり、月額で払うと気づきにくいですが、総額で見ると、一括購入より数十万円高くなる可能性があります。

クルマのサブスクに向いている方３選

メリット・デメリットを踏まえ、次のような方はクルマのサブスクに向いています。

はじめて車に乗り始める18歳～29歳の方

20代までの方はクルマにはじめて乗る方やドライバー歴が短い方が多いです。個人で任意保険に入ると保険代が高いのでクルマのサブスクがおすすめです。

転勤が多く数年で車を買い替える人

急に会社の命令により転勤が決まるケースがよくあります。

毎月一定額を払うことでクルマが持てて、不要になったら契約解除で手間いらずなところが需要にマッチしています。

好きな新車に短期間で乗り換えたい人

従来かかっていたクルマ変更するときの手続きが簡単なので、いろいろな車種をに乗ってみたいクルマ好きの方にはステキな仕組みですね。

クルマのサブスクに向いていない方３選

一方でクルマのサブスクに向いていない方は次のような方々です。自分が当てはまっている場合は、一歩立ち止まって考えなおしてみましょう。

クルマへのこだわりが強い方

クルマを所有することで満足を得られる、走行距離なんて気にせず乗りたい！とクルマに対する思い入れの強い方は、向いていないでしょう。

クルマのサブスクでは、走行距離制限があり最後にクルマは返却となるので、強い思い入れを持つ方ほどストレスになります。

年齢が35歳以上で、保険等級が優良な方

クルマの任意保険では、「運転者年齢35歳以上担保特約」などがあります。

これは、35歳以上の方しか補償しないけど、保険料が安くなる仕組みです。

今手に入れようとしているクルマで、35歳以上の方しか乗らないのであれば、クルマのサブスクよりも、購入やカーリースでクルマを手に入れて個人で保険加入した方が安く上がる方が多くなります。

車種にとらわれず乗りたい方

例えばKINTOの場合、TOYOTAが運営する企業であるため、TOYOTA車のみしか取り扱ってません。

KINTO以外のクルマのサブスクを提供している企業でも、サービスのラインナップ上にないクルマには乗ることができません。

おすすめのクルマのサブスクとは

現時点でもっとも人気があるのは、TOYOTAが提供しているKINTOです。任意保険や車検までも定額化しているので分かりやすいのが一番の魅力です。

とはいえ、先の章であるようにデメリットもあるので、それに対抗して各社さまざまなカーサブスクを出しています。

ここでは数ある中から5社をピックアップしました。きっと自分に合うプランがあると思うのでどうぞご参考にごらんください。

クルマのサブスク名	運営会社	特徴を一言で
【KINTO】愛車サブスクリプション	株式会社KINTO	ガス代・駐車場代以外は全て定額
【NORIDOKI】憧れの新車は乗るだけ	ジョイカルジャパン	高級車志向。最長3年で短期でクルマを乗り換え可能
【ニコノリ】最後はもらえる	ニコノリレンタカー	リース期間は1年～9年で選べ、クルマは最後にもらえる
【ニコノリ中古車】もらえる中古車	ニコノリカーリース	中古車提供で料金が安い
【定額カルモくん】おトクにマイカー	ナイル株式会社	業界初11年リース

20代の方・転勤の多い方・色々なクルマに乗りたい方はクルマのサブスクも良き選択肢

当記事では、新しいクルマの持ち方である「クルマのサブスク」について検討しました。

その結果、20代の方・転勤の多いワークスタイルの方・色々なクルマに乗り換えていきたい方が、クルマのサブスクにピッタリである可能性が高いことがわかりました。

クルマを持ちたいと思っている方は、ぜひとも「クルマのサブスク」の持ち方も検討してみていただけるとうれしいです。