(この記事は2020年2月4日に加筆修正されました)
どうも!こんにちは。いしやんです。
皆さん、防犯登録はしっかり行ってますか?
昨日もロードバイクを絶好調で走っていました。
職場への通勤距離も長いため、ロードバイクに乗るのはどうしても日が暮れてからになります。
通勤をロードバイクにするという手もありますがそれにするには、やや遠すぎます。
毎日乗りたい派なので、夜の道をなるべく自分を目立たせてナイトライド(夜間走行)してます。
先日、夜走っているさなか、なんと警察から職務質問を受けてしまいました!
職質は生まれて初めてです!
その中で、ロードバイクの防犯登録のことを問われました。
自転車の盗難被害が最近多いようです。
その為、呼び止められたようです。
つまり、私はとても怪しかったということのようです。笑
そんなわけで防犯登録について書いてみたいと思います。
今日の記事を読むと、防犯登録は絶対必要ということがわかります。
- 1.自転車の防犯登録は義務である。登録方法について
- 2.防犯登録の目的
- 3.防犯登録といっしょに行うおすすめの自転車保険の加入
- 4.盗難、紛失以外で問われる防犯登録情報
- 5.大切な自転車を守るため、防犯登録、自転車保険加入はしっかり行いましょう。
1.自転車の防犯登録は義務である。登録方法について
自転車の防犯登録は、車種を問わず義務となってます。
しかし、登録してないからと言って罰則はありません。
(ここが中途半端ですよね。笑)
法律で以下のようにしっかりと定められています。
第十二条の3
自転車を利用する者は、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録(以下「防犯登録」という。)を受けなければならない。引用:「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」
防犯登録は、警察ではできません。
指定業者を通して行うようになっています。
多くの自転車販売店が指定されています。
登録には、お金が少し必要です。
登録には、お金が少し必要です。
都道府県により異なります。ちなみに愛知県は600円です。
他の都道府県も似たようなものです。
自転車を購入する時に、購入店で同時に防犯登録するのが良いと思います。
例として、以下がいしやんの登録証です。
登録証は各自治体により異なります。
現在は、防犯登録証にQRコードがついます。
きっと照会が早いんでしょうね。
2.防犯登録の目的
「なんで登録がいるんだよ~!」
と思われる方も多いと思います。
自転車防犯登録制度は、昭和55年(1980年)に成立しました。
そして、平成6年(1994年)に改正が行われ、防犯登録の義務化が行わてます。
当時は、(一部地域は今でもですが)駅前など多くの自転車が放置されるようになってきたのです。
放置自転車が増えることで、歩行者や商業施設等の通行や活動の妨げとなりはじめました。
放置された自転車の何割かは盗難自転車だったりして、ずっと引き取り手がなく放置されることが多くなりました。
この放置自転車が社会問題にまで発展したのですね。
そこで、防犯登録を義務化することにしました。
防犯登録を行うことで所有者を明確になります。
所有者を明確にすることで、もし自転車が無くなっても、速やかに持ち主に返せる仕組みを作ったのです。
そして、防犯登録制度が放置自転車の減少に効果を出しました。
このように防犯登録をしておかないと、自転車を無くした時に探すのが超困難になるということですね。
最初、防犯登録の意味が良くわかってなかったので
「防犯登録が義務なら仕方ないな。」
という、いわば「お店におまかせ」のような気持ちで行いました。
しかし、防犯登録は
- 持ち主の明確化
- 放置自転車の減少
- もし無くしても速やかに持ち主の元に戻ってくる可能性を大きくする
という目的をしっかり理解して登録した方が良いと思いました。
3.防犯登録といっしょに行うおすすめの自転車保険の加入
警察の方からのお話によると、以前ではロードバイクが盗まれても比較的発見されることが多かったようです。
盗まれる自転車は、「ちょっとそこまでの足替わり」として使われることが多かった為です。
使い終わると乗り捨てられることが多かったので、ふと目に留まり持ち主にまで返るケースが多かったということでした。
しかし最近は違います。
ロードバイクが盗難されるとほぼ見つからないようです。
その理由は、ネットオークション等で売られているかもしれないからだろうとのことでした。
こういった事情を考えると、防犯登録と一緒に、自転車の保険に加入することを強くお勧めします。
自転車を乗っていると急な事故に巻き込まれることがあります。
被害者になる可能性もあれば、加害者になる可能性もあります。
どちらも金銭面で多額の費用が掛かることがあるのでそれを注意することが必要だと思います。
次の記事で自転車保険のことについて書きました。
自転車保険の加入は法律上では義務化されていません。しかし、地域の条例レベルで義務化しているところが多くなってきています。
通勤通学で自転車を利用する際には、学校や会社で、自転車保険を必須にするところも増えています。
事故のケガに対する備え、物損に対する備えを自転車保険でカバーすると安心してロードバイクを楽しめますね。
4.盗難、紛失以外で問われる防犯登録情報
冒頭で職質されたいしやんですが、なぜ職質されたかというと、自転車盗難が増えているというのは建前で、実はとても怪しかったのかもしれません。
人も車もまばらな深夜の田舎道で、一人サイクルジャージを着て走ってました。
きっと相当怪しかったのでしょう。
職質の中で、防犯登録の有無を問われました。
警察はその場で、登録情報をもとにデータベースにアクセスし利用者照合を行うようです。
もし、防犯登録してない場合、自分の自転車が盗難車でないことをその場で証明しなければなりません。
危うく、めちゃくちゃ骨が折れる作業になるところでした。
登録されててよかった。
5.大切な自転車を守るため、防犯登録、自転車保険加入はしっかり行いましょう。
まとめです。
- 自転車の防犯登録は必ず行いましょう(義務です。意外な場面で必要になります。
- 自転車保険も同時に入りましょう(防犯登録してないと自転車保険も入れません)
防犯登録のシールは、あまりいけているシールではないかもしれません。
しかし、登録することで、安心してロードバイクを楽しみたいですね。
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最後まで読んでくれたんだ。ありがとう!とうれしくなり、今後の励みとなります。