(この記事は、2020年2月6日に加筆修正しました)
こんにちは!毎日ロードバイクに乗るいしやんです。
遠出をしようとしている皆さん、輪行の練習してますか?
クイックリリースレバーの弦巻バネの正しい向きに付けてますか?
前回の遠出の記事です。
今回は100キロを超えようとしてます。
弦巻バネの正しい付け方は
- 広がっている方が外側
が正しいです。
しかし、2個ともバネが外れてしまうと、
「どちらだろう?」
と分からなくなっちゃいますよね。
そこで、今日は、弦巻バネを逆に付けたらどうなるかやってみました。
※弦巻バネは竹の子バネとも言われます。
これから輪行の練習をする方に参考になると思います。
今日の記事を読むと
- 弦巻バネを逆に付けるとどうなるか
- 弦巻バネを無しで付けるとどうなるか
がわかります。
- 輪行は自転車を荷物として持っていく手段
- 輪行する時、クイックリリースレバーを外す作業がある。
- 弦巻リングを逆向きに付けるとホイールは入らない
- どうしてホイールが入らなくなるのだろうか?
- 弦巻バネは無くてもホイールはセットできる
- まとめ
輪行は自転車を荷物として持っていく手段
弦巻バネの話をする前に、輪行が何かわからない読者もいらっしゃるかもしれません。
そこで、輪行袋の写真を載せます。
実際に自分のロードバイクを載せました。
ゴミ袋ではないですよ。
この中に自転車が入っています。
はい、こんな風にばらされて輪行袋の中に入ってます。
輪行袋に入れることによって、自転車を電車で持ち運びができるようになるんですね。
自転車をそのままでは電車に乗せることができませんのでご注意を。
電車に乗せる時は、輪行袋が必要です。
さて、遠出と自転車の持ち運び、何が関係があるの?
と思われませんか。
それは、遠出の時に途中で自転車が壊れた時でも、電車でエスケープができるようになるんですね。
輪行袋は最終手段です。
できれば使いたくありません。
でも、いつでも脱出できるという心の安心で遠出をする時にとても大事です。
最初は、手間取りました。
はじめては時間がかかるものです。
先ほどの写真は自分の自転車ですが、1時間程かかりました。
慣れれば5分ぐらいでできるようになると思います。
輪行袋への出し入れ方法は、こちら動画が分かりやすくて最適でした。
輪行に関しては最も再生されている動画ではないでしょうか。
輪行する時、クイックリリースレバーを外す作業がある。
今日の本題はここからです。
動画でも解説されてますが、エンド金具を使う時に後輪のクイックリリースレバーを脱着します。
その時、次の二つの作業が付いて回ります。
- 後輪のクイックリリースレバーを外してエンド金具に付ける
- エンド金具からクイックリリースレバーを外して後輪に付けなおす
以下の写真がクイックリリースレバーです。
中央の緑〇部分です。
次の写真はクイックリリースレバーを引き抜いたものです。
写真下側にある棒状の部品です。
こちらが、クイックリリースレバーの拡大図です。
部品に弦巻バネが2つ広い方が外側に付いているのが見えますでしょうか。
写真のような状態がキープできていれば間違えることはないでしょう。
ですが時として、両方のスプリングが何かの拍子で抜けてしまうものです。
2つとも抜けてしまうと、
「どちらの向きが正しかったかな?」
となります。
弦巻バネは広い方が外側向きになるように付けます。
弦巻バネの方向は超重要です。
反対に付けると、走行中に後輪が外れることもあるので、絶対に間違えないようにしましょうと言われています。
以下のような付け方はNGです。
弦巻リングを逆向きに付けるとホイールは入らない
「逆向きはダメなのはわかったけど、実際どうなるのだろうか?」
疑問に思ったので、敢えて弦巻バネを先ほどの写真のように反対向きに付けてみました。
そして、ホイール取付に変化があるか試してみました。
結果は、次の図のように奥まで入りません。
ここで、無理にねじ込まないでくださいね。
パーツを痛めてしまいます。
はまらない場合は、弦巻バネを確認してみてくださいね。
逆になっている可能性が高いです。
実は、自分も、正しくつけているつもりでしたが、見事に逆になっていて気づきました。
どうしてホイールが入らなくなるのだろうか?
弦巻バネのセット部を比較してみました。
左が弦巻バネを正しくセットした状態。
右が、右が間違ってセットしている状態です。
このように、弦巻バネを反対方向にセットしてしまうと、接合部にバネがとぐろを巻いたようになり、径が太くなります。
径が太くなってしまう為、ホイールが入らなくなったのです。
弦巻バネは無くてもホイールはセットできる
弦巻バネは小さな部品です。
もしかしたら、作業中無くしてしまうことがあるかもしれません。
でも、ご安心を。
弦巻バネが無くてもホイールは正しくセットできます。
実際にやってみました。
弦巻バネが無いと作業が少しやりづらい
弦巻バネを無しで作業してみた感想です。
ホイールのセットがやりづらかったです。
付けてタイヤを回してみましたが問題なさそうです。
「あつ無くなっちゃった」という時でも対処できそうです。
でも、あった方が良いので再度購入して付けておいた方がよいです。
ネットショップをいろいろと探してみました。
品切れがあったりで、現在はモノタロウで販売されていました。
軽量化効果も期待できるかも
微々たるものですが軽量化も期待できそうです。
1グラムの軽量化。
う~ん、流石に変わらないか・・・。
まとめ
輪行は、一度自転車をばらし、組み立て直す作業です。
※何度か練習が必要です。
安全上の一番注意ポイントは、クイックリリースレバーの弦巻バネの位置です。
- 弦巻バネの向きを反対にして付けると、径が太くなってホイールが取り付けられない
- 弦巻バネを無くしても、ホイールは取り付け可能
ことがご理解いただけましたでしょうか。
作業中、後輪が取り付けられない。
ということが起きた時には、弦巻バネの向きを確認してみてください。
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