メンテナンス方法

ロードバイクのチェーン交換を初めて自分でする(1)トラブルに負けない為の冒険

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こんにちは。ロングライドやサイクリンが大好きないしやんといいます。

いしやん
いしやん

皆さん、最後に自転車のチェーンを変えたのはいつですか?

最近、自分のロードバイクなんですが、次のような不可解な症状が出てます。

  • シフトチェンジしてもすぐに切り替わらない
  • アウターからインナー(その逆も含め)チェーンが急に外れる
  • チェーンからシャリシャリと変な音がする

ちょっと自転車が不調のようですが、調べていくとチェーンが不調の原因のようです。

ロードバイクを購入してから1度も交換したことがないチェーンの交換について3回に分けてお伝えします。

今日の記事を読むとわかること

この記事を読むとわかること
  • チェーン交換時期はいつごろか
  • チェーン交換のチェック方法
  • どのようなチェーンを選ぶべきか

これを書いている時点では、まだチェーン交換をしていません。お店で修理してもらうのもありですが、自分で修理した方が経験になる!と思いチャレンジしてます。

・・・と言っておきながらチェーン交換は失敗することになります。

これから、チェーンを初めて交換しようとしている方にとっては、チェーン交換はいったいどんな作業かを失敗を通して学ぶことができると思います。

どうか自分がやった失敗は、読者の頭の片隅にのこり、失敗しないでできる人がたくさん増えてくると嬉しいです。

いしやんがこれから自分で修理して実証するのだ!

※といいつつ失敗することになります。

失敗と直し方の記事は最後に乗せました。

チェーンが伸びると交換?硬い金属が伸びるの?

チェーンが劣化してくると「チェーンが伸びてきたからそろそろ交換」と言われます。

そう言われるとなんとなく、伸びるような気がして納得しがちです。金属プレートが数珠つなぎになっているものがチェーンです。

チェーンは鉄だったりアルミだったりしますが、

しかし、チェーンは金属製です。

鉄製だったりアルミ製であったりします。

鉄やアルミは簡単には伸びません。伸びたように見えるのが正しいです。

チェーンとチェーンのつなぎ目は摩耗によってすり減ります。つなぎ目がすり減ることで接続部分に遊びができます。この遊びがチェーン全体を伸びたように見せています

チェーン摩耗の前兆をキャッチしよう!

チェーンが伸びる(摩耗)てくると、様々な前兆がでてきます。前兆を見逃さずに何がおこっているか実例から学んで見ましょう。

異変1 : チェーンから異音がする

チェーンが摩耗して伸びてくると異音がしてきます。金属が擦れたような音がなります。注油しても音がやまなかったり、音がうるさくなったらチェーンの劣化を疑ってみましょう。

異変 2 : 変速されない、変速したいギアに入らない

チェーンが伸びると変速がもたつくようになります。私は次のように変速ができなくなりました。

例えば次のよな状態になりました。

  • 1速:OK
  • 2速:あれ変わらない
  • 3速:2速になったけど、3速に行かない
  • 4速:3速をとばして4速になった

変速がうまくいかなくなる原因は、チェーンの劣化の可能性と変速ワイヤーの老朽化もありえます。ワイヤーの引き具合を見て、まだなおらない場合はチェーンの伸びを気にしてみましょう。

いしやん
いしやん

ワイヤーの方が安価だと思うので、まずワイヤーの方を確認しよう

異変3:フロントのチェーンが外れたりロックしたりする

走っている途中で、変速してもペダルが回らずカチっとロックしてしまう時が最近増えてきました。

ほかには、アウターからインナーに変速するとチェーンが外れたりすることよく出てきました。今覚えば、チェーンが伸びてきてたんでしょうね。

チェーンが落ちると手で直さないといけないので、手が真っ黒になるイメージがありますが、手を全く汚さない方法もあるので、マスターしておきましょう。

チェーンがインナー側に落ちたときの対処方法

まずは、インナー側です。フロントギアの小さい側に外れた場合です。このような時は、フロントの変速をアウターにしてペダルを回すとアウター側に勝手に直ります。

チェーンがアウター側に落ちたときの対処法

次はアウター側です。フロントギアのペダル側に落ちてしまった場合です。このような時はフロントの変速をインナーにしてペダルを回すとインナー側に勝手に直ります。

ときには、チェーンが絡まって手で直さないときもありますが、この方法を覚えておくと手を汚さずにチェーン落ちを直せます。走っている時に落ちても走りながら直せて便利なので是非とも覚えておきましょう。 

修理に自信がなければ自転車屋さんにたずねよう

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異変はチェーンの伸びもありますが、ワイヤーの設定不良や伸びていることもあります。

まずは、自分でわからない場合は、自転車屋さんにみてもらいましょう。

チェーンの伸びをチェーンチェッカ―で確認しよう。

上記がチェーンチェッカーという器具で、チェーンの伸びを測ることができます。

下記は実際自分のもので、さまざまな形状のものがあります。

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使い方は簡単です。チェーンチェッカ―をチェーンにはさみ込みます。

そして結果は2通りでます。

  • チェーンに入らず浮いた状態はOK
  • すっぽり入ったらNG(チェーンの交換時期)

気になる結果は・・・、

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みごとにすっぽりハマりました。

完全アウトーです。

後から聞くと、チェーンの寿命は走行距離5000キロが目安のようです。

チェーンチェッカーは1000円弱で購入できます。

ワイズロードオンラインでチェーンチェッカーを見る

交換用チェーンの種類を確認しよう

交換が必要となれば、交換するチェーンの調達が必要になります。チェーンは何でも良いわけではなく、変速数に応じて準備が必要です。

変速数が多いほど、ギア数が増えるのでその分細いチェーンが必要になるためです。

ライナップと価格感は次のような状態です。

  1. 6~8速用定価:2000円~
  2. 9速用定価:2750円~
  3. 10速用定価:3000円~
  4. 11速用定価:5000円~

表示している価格はSHIMANO純正品価格です。

薄くて強度も求められるので変速数が多いほど価格も高くなるのでしょう。

同じ11速でも、グレードにより価格は違ったりします。

しかし、走行距離に対する寿命はどれも同じようなものです。

変速数が多くなればなるほど消耗部品も高くなるようですね。

経済性面で見た場合には、6~8速用がお得です。

以前、8速のロードバイクを調べると他の変速数のバイクより経済的です。 

チェーンはF90、CN-HG53、CN-HG93の中で迷いに迷い最上級のCN-HG93にしました。

今使っているのは、CN-HG53というシマノ純正9速チェーンのようです。

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これを踏まえて、候補は3つ出ました。

1.安さ重視の9速用チェーン F90: 価格:999円

 2.現在使用中の同型の同じ9速用チェーン CN-HG53 価格:2.300円

 3.シマノ9速最上級グレードチェーン CN-HG93 価格:2,712円

これから、いずれかのチェーンで5000キロを走るわけです。

9速最上級のCN-HG93を選択に決定

直感では、最上級グレードのチェーンを選びたいと思いました。

冷静になって選んでみます。

選ぶポイントは次の3つで選びました。

  1. 耐久性
  2. 経済性
  3. おもしろ味

1.耐久性から判断

安さ重視チェーンF90は候補から外れました。どうも、評価がよくなさそうです。

純正品でもなさそうです。

案外使って使えないことはないかもですが余分なトラブルは避けたいとこですね。

もう2つのシマノ純正品に軍配があがるところでしょう。

2.経済性から判断

これは、今使っている同じチェーン(CN-HG53)に軍配が上がりました。

しかし、上級グレードとの差はたった400円程度です。

最上級グレードを選んでも問題ないでしょう。

3.おもしろ味から判断

最上級グレードチェーン(CN-HG93)に軍配が上がりました。

今のチェーンと違うところは、

  1. 色が違うこと
  2. 亜鉛ニッケルメッキ処理をしていること
  3. 屋外保管でも錆がでづらいこと

という、錆に強いチェーンのようです。

ロードバイクは屋内保管なので、今のチェーンでも問題ないですがやっぱり同じだとつまらないですよね。

今回はこの防錆効果を試してみたく、最上級グレードチェーン(CN-HG93)を選んでみたいと思います。

9速用のチェーンピンを追加購入

購入するチェーンの中にはチェーンピンが1本しか入ってないようです。

失敗が許されません。

1本200円しますが、失敗した時の保険のつもりで買いました。 

使わなければ、チェーンカッターを携行していけば外出時のチェーントラブルにも対応できますね。

チェーン交換の工具はチェーンカッターを使用

 工具セットの中にチェーンカッターもありました。

これを使えばOKですね!先ほどのチェーンチェッカ―もこの中に入ってました。

単品の場合は、今から購入するのであれば12速対応が良いです。以下にご紹介するのは、SHIMANO製で日本の自転車業界を牽引するメーカ品のため安心できます。

ツーリングへいっしょに持っていくのであれば、トピークのスーパーチェーンツールであればコンパクトながらがっしりとした作りなので、サイクリング途中にチェーントラブルがあっても安心しえて対応できます。

まとめ:走行距離5000キロになったらチェーン交換を検討

チェーンひとつとっても、メンテナンスが必要であることがわかりました。

チェーンの寿命は走行距離にして5000キロです。

変速数によってチェーンも違いがあるので注意して選びましょう。

そのチェーンにも価格が高い安いがあります。

サイクリング導入で切れてしまっても大変ですので、納得行くチェーンを選びたいですね。

次回このシリーズでは、チェーンを実際に交換してみたいと思います!

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