- 通勤・通学に往復40キロ走っているよ — 体も鍛えられて、通勤通学もできて一石二鳥ですね!
- 仕事があるから夜乗ってるよ — 平日の昼間は難しいよね。仕事・学校普通にあるし。
- 会社行く前の朝乗ってるよ — 朝はすがすがしいもんね。
私は自転車(特にロードバイク)をはじめたところ乗ることにどんどん楽しくなっていきました。しかし、普段乗る時間をいかにとるか、これが問題でした。
私の結論は、乗る時間を確保するため、私は夜乗ることにしました。朝乗ったり、自転車通勤も考えましたが、やはり夜でした。
この記事では、自転車に普段の乗る時間確保について書きたいと思います。
人によって朝、夜、通勤通学の時、状況によって様々です。この記事では、朝練・夜練・通勤通学のメリット・デメリットを書きたいと思うので、これを参考に最適な自転車に乗る時間を見つけて貰えればうれしいです。
自転車に乗ることで得られるもの
自転車に乗ることで得られるものは一番に健康です。毎日少しづつでも自転車に乗ることで代謝が促進されて健康が促されます。特に一定時間一定の速度で自転車を漕ぐと、有酸素運動が行われて体調が良くなる傾向がでてきます。
自転車の朝練について
朝の人通りの少ない中を自転車で走る。とても健康的なイメージがわきますね。それは本当でしょうか。こんなメリットとデメリットもだして見ようと思います。
朝練のメリット
早起きの習慣化になる
朝練をするのであれば、朝は普段より早く起きなければなりません。これは練習時間を確保する上で当然のことです。一方で、早く起きるということは、夜は早く寝なければなりません。そうしないと十分な睡眠時間が取れないからです。1日くらい大丈夫と無理をするとその週のどこかで取り戻そうとする働きが生じて、すぐに破綻します。
つまり、早起きするために、早寝早起きの習慣と規則正しい生活のリズムが備わるようになります。
体が鍛えられる
毎朝の運動は、体を鍛えることに役立ちます。週末に沢山の運動をするよりも毎日少しづつ運動をする方が長期的にみても体に加える負荷は少なくそれでいて体が鍛えられます。そして、継続力が鍛えられるのです。
それは、老後になっても健康な体作りに貢献すること間違いなしです。
朝からポジティブになれる
朝から運動すると、体の活動スイッチがオンになりやすくなります。交感神経が副交感神経を上回り、活動モードが一気に上がります。つまりポジティブになりやすくなります。
朝に運動をしないと、眠いまま仕事や学校に行くことになり心はネガティブなままも多いでしょう。
運動すれば確実にポジティブになるとは言えませんが、運動をしないよりもポジティブになりやすいのは間違いないでしょう。
朝練のデメリット
早起きは3文の得と言うだけあって、特しかないと思われがちですが、デメリットもちゃんとあるのでそこも見越しておきましょう
朝に疲れて通勤が危なくなる
朝練の一番のデメリットは疲れてしまうことです。慣れればなんてことはないのですが、それまでは最も気をつけないといけないことでしょう。無理をすると眠くなります。通勤手段がクルマの場合は、取り返しの付かない事故を引き起こしてしまうかもしれないためです。
朝練は、決して追い込まず体を目覚めさせるくらいに留めておきましょう。
以下の記事は朝練をしすぎてしまい、危うく事故をしそうになった例です。
【危なかった・・・】事故しそうになったので朝練止めました|やり過ぎは厳禁です
夜が遅いと朝がきつくなる
日頃、仕事などをしているとどうしても夜の帰りが遅くなってしまうことがあります。そんな翌日に朝練をしようとするとその日は、とてもハードな1日になってしまいます。
そんな日は、思い切って朝練は諦めた方が健康的になれますね!
朝練中にトラブルが起きると遅刻の可能性が高まる
朝練といっても、30分だけ走るといっても往復10キロ程度は走ることになります。自転車の場合、チェーンが切れたりホイールのスポークが折れると直ぐに帰ってこれません。
例えば、往復10キロとすると片道5キロです。往路5キロで自転車が壊れて泣く泣く引いて帰ることを想定してみましょう。
そうすると、
- 正常な自転車の場合 — 往復で30分
- 途中で自転車が壊れた場合 — 往路 15分。復路1時間15分(5キロを歩き) 1時間30分
このように、1時間も余分にかかってしまうことになります。これでは、遅刻もしてしまいます。
外に自転車で出かけると思いもよらない自体に遭遇して、遅刻する可能性が高まります。こんな時は、室内トレーナーの方が自転車にトラブルが起きても遅刻という事態からは逃れることができます。
通勤通学における練習について
通勤時間がトレーニングとなる自転車による通勤通学。メリットが多めと思われがちですが、デメリットも存在するので検証してみましょう。
通勤通学を練習にするメリット
通勤自体が運動になる
一番のメリットは通勤時間が練習時間になることでしょう。行き帰りの自転車の運転だけで運動ができてしまいます。朝練や夜練、週末の自転車ライドなどをしなくても十分運動になるでしょう。
通勤自体で運動不足が解消できることでしょう。
交通渋滞に遭いにくい
通勤時間帯は、交通量が多いです。電車通勤なら満員電車のおしくらまんじゅうや、クルマ通勤なら朝の通勤ラッシュによる渋滞のイライラも無縁です。
マイペースに自転車を走らせることで、ゆうゆうと会社や学校に到着することができます。多少交通量は多くなり気をつける点は増えますが、満員電車や渋滞のイライラに比べればスイスイと動けます。
走っているといろいろな発見がある
自転車の走行スピードは時速10~20キロ。通勤距離10キロと仮定すると30分で到着できます。歩くよりも速く、クルマよりも遅くそれでいて、周りをキョロキョロと発見を楽しむ余裕があります。
たまには、別の道を探索したり、思わぬ発見もできたりもします。そんな醍醐味が自転車通勤や通学にあります。
通勤通学を練習にするデメリット
メリットばかりに見える自転車通勤にもデメリットがあります。それでは早速みていきます。
汗をかくので、汗臭くなる
夏の通勤に要注意です。自転車はペダルを漕ぐので運動です。つまり汗をかきます。とくに到着してからです。走行中は運動をしても多少の汗をかきますが、風で乾かしてくれます。
問題は、到着してからです。乾かす風がないですが、体は運動で火照っているので汗をかきます。20分位は汗は止まりませんので汗まみれになります。
そうすると、1日汗臭いままで過ごす可能性も出てきます。
解決方法はシャワーがあります。もし通勤先、通学先にシャワーが備わっている場合は現地に到着したらシャワーを浴びるのは一つ手です。
もっとも、それなりに早めに到着して、着替えも準備する必要もありますが、それで1日清々しく過ごせるのであれば良い選択ではないでしょうか。
信号待ちが多いとトレーニングにならない
トレーニングの醍醐味は有酸素運動です。有酸素運動は少ない力で比較的長時間自転車をこぎ続けることで、カロリーを消費してくれます。
しかし、街なかの通勤など少し進んで、信号ストップの場合、有酸素運動の効果は得られにくい場合もあります。
むしろ、朝練や夜練にした方が効率が良い場合もあります。
クルマ通勤よりは全然運動になりますが、徒歩と比べるとあまり変わらないということはあります。
学校や勤務先があまりにも近い(2km以内)であれば、自転車よりも徒歩の方が健康増進になることが多そうです。
突然の雨に弱い
自転車の天敵は雨と風です。特に雨は、急に降られると対処が難しいです。自転車の場合、傘差し運転は常時片手運転にもなるのでとても危険です。
カッパを着込めばまだ防げますが、脱着が結構面倒です。
最近の天気は何時頃にどかっと雨が降るといった情報は手に取るようにわかります。Yahoo天気などで観つつ、そもそも自転車で出かけるかどうするかは考えておきましょう。
自転車の夜練について
一見あぶなそうな自転車の夜練。とは言え、実は一番落ち着いて練習ができるのが夜練です。そのメリット、デメリットをみていきましょう。
夜練のメリット
仕事や学校が終わったあとにゆっくり打ち込める
夜は、ご飯を食べて寝るまでの間は自由時間の方が多いです。そこに自転車の練習をするのは、平日の中ではもっとも落ち着いて時間が取れる時間と言えるでしょう。
たとえ、マシントラブルが起きても(起きないほうが良いですが・・・)、朝のように遅刻するリスクは低いので落ち着いて対処ができます。
一番、落ち着いて練習ができるタイミングと言えるでしょう。
光量が多いライトがあれば、思ったほど危なくない
夜というと暗くて危ないというイメージがあります。たしかに昼間より視認性が低くなるのは事実です。しかし、最近のコンパクトライトは性能がましてます。クルマのヘッドライト顔負けの光量を放つライトもめずらしくありません。
LEDによる恩恵なのですが、これにより前方は眩しいくらい明るくある程度スピードをだしても前はよく見えます。
このvolt800は、クルマのヘッドライトに負けないほど明るくて
節約光量でも6時間以上持って明るいから心強いライトです。
夜は涼しく、交通量も少なくて走りやすい
夏の夜は、気温も落ち着き涼しくなります。また、交通量も昼間よりも少なくなります。夜は暗いので注意は必要ですが、走り安くなるのも事実です。夜の練習での恩恵はこの走りやすさが非常にメリットのひとつになってます。
夜練のデメリット
夜は暗いということが、デメリットに直結しそうと予測されますが、まさにその通りです。しかし、対策を立てればなんてことはないのでそこのところをみていきましょう。
パンクが起きると、修理自体が困難
パンクはいつ何時おそうかわかりません。これは、昼間でも夜間でも容赦ありません。一通りパンク修理の心得を持っていても、ひとつ注意しておくことがあります。
それは、夜パンクすると、暗くて修理ができないことです。タイヤを外すことから難儀です。チューブを外して、パンク箇所を特定することも光無してやらないといけません。
そんなときはヘッドライトを携帯しておくと良いです。両手が自由になり、楽に作業ができます。
【安心のナイトライド】夜自転車で走る前に5つの必ずやっておくべきこと
真っ暗な状態は、思ったより何もできなくなるからね。
このヘッドライトは軽くて持ち運びに便利。
そして、両手が自由な状態で好きな所を照らせるから心強いね。
夜はクルマに見つけられにくく、事故に合うリスクが高くなる
夜は、視認性が落ちるのはクルマ側も同じです。車道の隅を走る自転車はときとしてみつけづらく、ドライバー側からしてもヒヤッとするものです。
そんなときの対策は、反射板だけではなく、光るテールランプを装備することです。最近では点滅して視認性が高く、それでいて90時間以上も光つづけるものがあり重宝してます。充電はバッテリー充電なので繰り返し使えます。
【歩道は自転車の天敵が潜む】ルールを守って車道を走るのが一番良さそう
点滅ランプの方がクルマにより分かりやすく存在をアピールできます。
90時間も点滅し続けるので電池切れの心配はほとんどなくなりました。
警察から職務質問を受ける可能性が上がる
夜一人で走ることは何の問題もないのですが、残念ながら怪しい人とみられることがあります。そんな夜は、青少年の非行防止なのかおまわりさんが巡回しています。運がわるいと自転車泥棒と間違われて職務質問を受ける憂き目に合う可能性もあります。
そのときは、逃げずに応じましょう。めったに遭うものではありませんが、逃げて得することは何もないです。
注意すべきは、しっかり自分の名前で防犯登録のある自転車に乗っているべきです。なぜならおまわりさんは、乗っている自転車と所有者が一致するかを必ず確認するので、もし人から借りた自転車を乗ってたりすると、説明が非常に面倒になります。
職務質問を受けるとはっきり言って慌てます。
【防犯登録を必ず行う理由】警察による突然の職務質問で慌てない為に
生活リズムに合わせて自転車の練習時間帯を決めよう
自転車の朝練、夜練、通勤通学を練習時間に当てるの3択を紹介しました。まとめると次のようになります。
- 朝練 :朝の時間に余裕がある人向け
- 通勤・通学を訓練にする:通勤距離2キロ以上が望ましい
- 夜練 :朝早く起きれない人向け、万人向き
メリット・デメリットから、3つにまとめてみましたが、人により生活リズムや状況は千差万別です。それぞれ試してみることをおすすめします。
そして、最適なものを選ぶことで長続きして、健康増進につながると考えてます。
私は交通事故を起こしそうになったので朝練は禁止にしました。
【危なかった・・・】事故しそうになったので朝練止めました|やり過ぎは厳禁です