私は景色を見ながらサイクリングするのが好きです。なぜって、きれいな景色を見ると心がリフレッシュされて気持ち良いから。なぜ、気分が良くなるか考えてみるときれいな花がいつもそこにあることに気づきました。
そんなときに出会ったのが、今回ご紹介する「ずぼらガーデニング」という本です。副題が「枯らしまくっていた私がたどり着いた!」となっていて、どれだけ枯らしてしまったんだろうという興味からついつい手に取りました。
ガーデニングに興味はあるけど、まだやったことがない。なんて方は次のようなことを感じないでしょうか。
- ガーデニングに興味あるけど、実際やってみると難しいよね
- 花は好き!でもうまく咲かせられるか自信がない
- せっかくお花を育てるから枯らしたくない
しかし、本書を読んでみたら、これら不安をすべて解決してくれる本でした。
次のような方に最適な本です。
- お花が好きな方
- ガーデニングをこれからはじめてみたい方
- ガーデニングをしているけど、いっぱい枯らしちゃう方
本書では著者のみゆきさん宅のお庭の写真がふんだんに使われており、目で楽しめて、実践的でした。
本書が気になっている方、購入する前にどんな本なのか知りたい方は、参考になると思うのでぜひ最後まで御覧ください。
【ずぼらガーデニング】著者プロフィールと作品概要
お庭が見る・遊ぶ・食べるのコンセプトに分かれていて、
子どもたちにも人気のようです。素敵なお庭ですね。
著者名 | ずぼらガーデニング 枯らしまくっていた私がたどり着いた! |
販売形態 | 紙・電子書籍 |
価格 | 1450円(税別) |
著者 | みゆき |
概要 | ずぼら管理でもできるステキなガーデニング作り方をご紹介。 お花や道具選びから育てるポイントまで著者ご自身の失敗と成功体験をもとに書かれています。 数多くの写真といっしょに解説されているので読みやすく分かりやすいガーデニング本となっています。 |
ブログ | ガーデニングブログ「みゆ庭」 |
SNS | Instagram、YouTube、Twitter、TikTok、Pinterest、Voicy、ameblo |
書籍以外にも、ブログ、SNS、YouTubeなど幅広くガーデニングに関する役立つ情報を発信されてます。
著書「ずぼらガーデニング」の特徴
現在、ガーデニングコーディネーターにもなられている著者のみゆきさん。ガーデニングを始めた当初はうまく咲かないし、枯らしたりと大変な状況だったようです。水がほとんど必要のないサボテンも枯らしたこともあったとのこと。
しかし、何度も失敗と成功を重ねた結果「育てやすい植物ならラクな管理できれいに咲かせられる」ことを発見されました。
実体験から導いた成功率の高いガーデニング方法が次の点で描かれています。
- 写真が多くわかりやすい
- 冒頭11ページで、読者のモチベを上げてくれる
- 季節・月ごとに何からはじめるべきかを、やさしく解説
写真が多くわかりやすい
本書は全ページにわたり写真が多くてわかりやすいです。文体はやさしく読みやすさが良く考えられてました。
専門用語は少なく、あっても説明がしっかりしているので、初めてガーデニングにふれる方でもわかりやすいと思います。
写真が7割、文字が3割くらいです。どんどん読めるので読者に自分でもできそうという気持ちにさせてくれます。
写真はご自宅のお庭のようで親しみやすいです。
冒頭11ページで、読者のモチベを上げてくれる
冒頭11ページに本書のエッセンスが凝縮されています。次の6つがポイントとなってました。
- 植物の世話で共通すること
- 土のこと
- 肥料のこと
- 苗選びのポイント
- あると便利な道具のこと
- 後悔しないために心がけること
これら読んでみると、自分でもガーデニングができそうと思うことができ、実際にやってみたくなりました。
季節・月ごとに何からはじめるべきかをやさしく解説
冒頭10ページの後は、各季節・月ごとにガーデニングを始めるには何をすべきかが、具体的に書かれています。
花は種類よっても咲く季節がそれぞれ違います。初めてガーデニングはじめようとする方は、今の季節は何をすればよいのだろう?と悩むことでしょう。
本書は季節ごとに今やるべきことが書かれているので、初心者にとっては悩まずに済むのがありがたいです。
【ずぼらガーデニング】はこんな方におすすめ
本書の特徴からして、おすすめは次のような方です。
- お花が好きな方
- ガーデニングをこれからはじめてみたい方
- ガーデニングをしているけど、いっぱい枯らしちゃう方
お花が好きな方
きれいなお花の写真がふんだんに使われているので、花が好きな方は一読の価値ありです。
花を見て楽しむ専門の方も、こんな風にすると育てられるのかと新たな発見があると思います。
ガーデニングをこれからはじめてみたい方
ガーデニングをこれから始めたい方にもおすすめです。ガーデニングは簡単そうに見えてやり方を間違えてしまうと、枯らしてしまったりするようです。
本書では、育てやすいお花の紹介をされているので、失敗を少なくガーデニングをはじめられます。
ガーデニングをしているけど、いっぱい枯らしちゃう方
枯れそうなときは、お花から何かしらのサインがでているようです。
こんな症状は病気だよ。こんな症状は水が足りてないよ。など、みゆきさんの経験から得られたお花のSOSサインが解説されているので、枯らしてしまう手前でケアができます。
【ずぼらガーデニング】を読んで得た気づき
私が「ずぼらガーデニング」を読んで得た気づきです。私はお花は育てるより見る方が多いですが、そんな自分にも目からウロコのことが書かれていて新鮮でした。
最初は鉢植えがよい
地面は続いているので、植物によっては、超大きくなったり、意図せずたくさん増えたりすることがあるようです。そんな食物には鉢植えが最適とわかりました。
どんな植物は問答無用に鉢植えが良いかは本書で詳しく解説されてました。一つ例を出すとミントは絶対鉢植えが良いそうです。「ミントテロ」とも言われ、地面に植えにするとどんどん増えてしまうようです。
一見もったいない「切り戻し」が大切
切り戻しは、今咲いている花や葉を切ってしまう作業です。せっかく咲いている花を切ってしまうなんてなんか信じられないですよね。
しかし、切り戻しをすることで、枯れや花の咲が良くない状態を解消できるのが目からうろこでした。本書では、切り戻しの方法もやさしく解説されてます。
秋・冬は、春・夏の花シーズンに備える重要シーズン
花シーズンは春・夏なのは間違いなさそうです。
では秋・冬は何もすることがないかというとそんなことはないようです。秋・冬でも咲く花はありますし、冬などに正しく下準備をすることで、春・夏に花いっぱいのガーデニングが実現できます。
まとめ:読むと不思議と花を育てたくなる本でした
本書は、みゆきさんのお庭の写真7割・文字3割と大変読みやすいガーデニングの本でした。
ふだん、お花に興味がない方でも、写真を見る感覚で読み進められます。
お花が好きな方、これからガーデニングを始める方に特におすすめなので、ぜひ一度手に取ってみてください。
他にもブックレビュー本あります!お時間ありましたらどうぞ。